15歳から24歳の正社員の数です。
総務省の
労働力調査から抜き出しました。
この年齢層は学校を卒業する時期の若者です。そのため、毎年4-6月に増え、その後減っていくというパターンがあります。
実績は次の通りです。
15歳から24歳の正社員の数(万人)年度 | 4-6月 | 7-9月 | 10-12月 | 1-3月 |
---|
2012 | 266 | 252 | 234 | 221 |
2013 | 267 | 248 | 225 | 220 |
2014 | 269 | 257 | 231 | 223 |
2015 | 273 | 257 | 237 | - |
正社員の定義は「
人的資本の生産が増えているかもしれない根拠 男女計年齢計」と同じです。
これを見ると、2013年度を底にして回復してきているのが分かります。このうち、男を取り出すと次の通りです。
15歳から24歳の正社員の数(万人)年度 | 4-6月 | 7-9月 | 10-12月 | 1-3月 |
---|
2012 | 143 | 128 | 126 | 117 |
2013 | 140 | 130 | 120 | 121 |
2014 | 141 | 140 | 124 | 121 |
2015 | 145 | 137 | 131 | - |
やはり2012年度が底で回復してきています。最近の採用に関する報道を見ると、おそらく2016年度はさらに回復すると思われます。
これが続けば、25から34歳層の中で若い層でも正社員が増え始めるのではないかと思います。あと15年ぐらい景気を維持したいものです。
人気blogランキングでは「社会科学」の番外でした。今日も↓クリックをお願いします。
人気blogランキング