人的資本の生産が増えているかもしれない根拠 男女計年齢計

人的資本の生産が増えているかもしれない根拠 若い女性」に関連して、労働力調査で「正規の職員、従業員」(以下「正社員」)の数を見ることができます。月々の数字にはランダムな変動があると思われますので、3か月の移動平均で見ることにしました。6月の欄に示したのは、5月、6月、7月の平均値です。ウェイトは付けていません。 男女計、年齢計で見ると次のようになっています。 正社員の人数(万人)、対前年同月増加数(万人)、増加率(%)
人数増加数増加率
13年1月
2月3,288
3月3,285
4月3,302
5月3,326
6月3,321
7月3,316
8月3,304
9月3,297
10月3,297
11月3,291
12月3,275
14年1月3,245
2月3,231△57△1.7
3月3,247△39△1.2
4月3,282 △20△0.6
5月3,312△14△0.4
6月3,318△2△0.1
7月3,312△4△0.1
8月3,3130.3
9月3,310130.4
10月3,3020.1
11月3,290△10.0
12月3,2820.2
15年1月3,280361.1
2月3,274421.3
3月3,281341.0
4月3,299170.5
5月3,323110.3
6月3,337190.6
7月3,337250.7
8月3,338250.7
9月3,336260.8
10月3,326240.7
子の表から明らかなとおり、2014年の8月以降正社員の数は増加を続けています。(2014年11月は例外です。)正社員は人的資本の形成の中心であることを考えると、企業は人的資本の拡大にかじを切っているような気がします。問題は、25歳から44歳層で正社員が増えていないことです。 人気blogランキングでは「社会科学」の8位でした。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング