「子ども手当のどこがバラマキなのだろうか?

子ども手当にはいろいろな批判があると思っていましたが、「ばらまきだ。」という批判がこれほど強いとは思っていませんでした。

なぜ、「ばらまき」なのでしょうか?ばらまきというと、誰でも受け取れるように餅をばらまくシーンを思い浮かべます。誰でも受け取れるのが「ばらまき」ではないのでしょうか?

所得制限」がないからでしょうか?所得制限がないからと言って誰でも受け取れるものではありません。

子ども手当は、「15歳以下の子どものいる世帯」だけに支払われ、その他の世帯には支払われないのは明らかです。すべての世帯に支払われた定額給付金とは全く違い、はっきりと支給対象の世帯を選別しています。誰でも受け取れるものではありません。

また、その費用はすべての世帯が負担します。

結果として、15歳以下の子どものいない世帯から15歳以下の子どものいる世帯への所得再分配です。きつい言い方をすれば、15歳以下の子どものいない世帯から奪い、15歳以下の子どものいる世帯に与える仕組みです。所得再配分というのは、そういうものです。

この仕組みのどこが「ばらまき」なのでしょうか?

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