わずかな救い

ちょっと値下がりした原油」から1か月飛ばしてしまいました。 2009年9月と10月の貿易統計が公表されました。9月は少し値上がりしましたが、10月は値下がりし、40円を割り込みました。前年同月がすでに価格のピークを超えていたので、前年同月比では40.8%の値下がりです。 アメリカの金融緩和は、一方でドル建ての原油価格の上昇、他方で円高をもたらしており、円建てで見た原油価格は両者のバランスで決まります。 もうひとつは原油の実需の動きで、世界経済が再び減速すれば原油の需給緩和が見込まれます。これを先取りして、投資需要が減れば、ドル建てでも原油の価格は低下するかもしれません。微妙です。 不況で生産が伸びない中で、「交易条件の改善」は救いです。 原油及び粗油」の輸入価格(1リットルあたり円)」
価格(円)上昇率(%)
2007年1月45.310.0
2月41.9-6.7
3月42.5-5.8
4月45.2-0.2
5月49.43.9
6月51.67.4
7月53.78.8
8月54.13.3
9月51.5-2.8
10月55.516.1
11月58.130.6
12月62.946.5
2008年1月63.339.6
2月62.449.0
3月62.747.5
4月63.941.3
5月70.542.8
6月80.656.1
7月88.665.1
8月92.070.1
9月82.259.8
10月67.020.7
11月45.4△21.9
12月32.4△48.5
2009年1月24.7△61.1
2月25.6△59.0
3月26.9△57.1
4月29.5△53.9
5月32.1△54.4
6月35.9△55.5
7月41.9△52.7
8月40.6△55.9
9月42.7△48.0
10月39.7△40.8
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