立て、日本の労務屋! その2

立て、日本の労務屋!」のコメント欄での私の質問に、社会保険労務士のnamiさんから、「年金手帳は、原則として本人が所持するのですが、通常は退職するまで使う必要がないので会社が預かるケースも多いのです。円満退社した場合は、年金手帳の返還や退職時の説明等も受けるのですが、そうではない場合(会社とトラブルを起こし会社に来なくなり、そのまま退職扱いになった等)は返還していないケースもあるかと思います。」というご回答をいただきました。 こうなると、まず、会社で預かりっぱなしになっている元社員の年金手帳を返すところから、始めなければなりません。住所が分かるといいのですが。昔の厚生年金の場合には、社会保険庁は労働者の住所を知らなかった(はずです。)ので、会社がやるほかないでしょう。 トラブルがあってやめた社員の世話にコストをかけるのは馬鹿らしいかもしれませんが、手帳はあくまで労働者のものですから。 この問題については、namiさんのブログ、namiメモ(http://d.hatena.ne.jp/nami-a/)が役に立ちます。また、namiさんが編集された「年金支給漏れ問題」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B4%E9%87%91%E6%94%AF%E7%B5%A6%E6%BC%8F%E3%82%8C%E5%95%8F%E9%A1%8C)が充実しています。包括的な説明があるので参考になりました。 人気blogランキングでは「社会科学」の37位でした。↓ここをクリック、お願いします。 人気blogランキング