「秋篠宮家に男児誕生。喜びの殿下への政府からのプレゼントは?」について
「秋篠宮家に男児誕生。喜びの殿下への政府からのプレゼントは?」で出されたクイズの正解、305万円の根拠を調べてみました。
根拠になっているのは二つの法律です。
1 皇室経済法(http://www.houko.com/00/01/S22/004.HTM)
この法律の第6条第1項で、「皇族費は、皇族としての品位保持の資に充てるため年額により毎年支出する」とあります。続けて「その年額(中略)は別に法律に定める定額に基づいて」
これを算出する。」とあります
次ぎに同じ条の3項の4号で、「独立の生計を営まない親王(中略)に対しては、定額の10分の1に相当する額の金額とする。ただし、成年に達した者については、定額の10分の1に相当する額の金額とする。」とあります。
2 皇室経済法施行法(http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO113.html)
第8条で、定額を定めています。その額は3,050万円です。
ですから、3,050万円×10分の1で305万円です。成年(20歳)に達すると915万円です。
さて、しかるべき教育を受けるのは、「皇族としての品位保持」のために必要でしょう。
そこで、親王様が幼稚園(2年保育)から大学まで学習院(http://www.gakushuin.ac.jp/)に行かれたら、教育費がどれくらいかかるか調べてみました。大学2年までで考えています。
入学金、授業料などで合計18,075,400円でした。このほかに寄付金がいるでしょうし、制服代などもかかるでしょう。
20年間の皇族費1年当たり305万円万円×20年=6,100万円の30%です。
まあ、他の衣食住、学校以外の教育費用など考えれば、かなり大変でしょう。皇族には職業選択の自由はありませんから、外で稼ぐのも限界があるでしょうし。
ところで、皇族は公立小中学校に行く権利を持っているのでしょうか?
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