格差と亀裂

有期契約労働者の賃金 その2」で、有期契約労働者の持っている正社員との格差に対する意識をご紹介しましたが、格差を考えることの難しさを示す統計があります。 連合総合研究所が2006年4月に行った「勤労者の仕事と暮らしについてのアンケート」です(http://www.rengo-soken.or.jp/houkoku/kinroukurashi/enquete/No11/KurashiGaiyo11.htm)。正社員と非正社員の格差が5年前と比べて拡大したとするものの割合が高いという点については、正社員、非正社員の間に差はありません。 しかし、今後どうなるのがよいかという点では、差があります。正社員では現状維持、拡大の支持者が多く、非正社員では縮小の支持者が多いのです。 立場によって、意見に差があるのは仕方がないとは言え・・・。 人気blogランキングでは「社会科学」の29位でした。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング