介護と女性の仕事 その1

女性の結婚と仕事」、「女性の出産と仕事」に続く、女性の仕事シリーズ第三弾です。

結婚、出産、育児は有名なM字カーブの最初の低下の原因です。「二つ目の下落の原因の一つは介護ではなかろうか?」というのが今回のテーマです。

厚生労働省の「平成16年国民生活基礎調査」の結果です。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa04/4-3.html

要介護者と同居して介護をしているのは、男、25.1%、女74.9%と女性が圧倒的です。

では何歳ぐらいの女性が介護をしているのでしょうか。

一番多いのは50から59歳で、22.5%。

次に、60歳から69歳で、21.1%。

70歳から79歳で介護をしている方が、13.5%。

40歳から49歳が、9.9%。

驚いたことに介護している女性(されている女性ではありません。)の5.2%が80歳以上です。

大体女性が40歳を過ぎると、介護が方にのしかかって来始めると考えていいでしょう。子供が手を放れたら、今度は親の世話というわけです。

当然、女性の仕事に影響が出るはずです。

(続く)

注 この統計をもっと詳しくお知りになりたい方は、

労働・社会統計の入り口」をご利用下さい。

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