若者の就職

これからの若者は職場を見つけられるか? その1」について で、若者が仕事を見つけるためにどれぐらいの仕事の口が必要かを計算しました。 来年3月卒の大学生などの就職希望者数、現在の内定者数など、 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/11/h1110-2.html 高校生の就職希望者数、求人数、内定者数などが発表されました。 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/11/h1110-1.html
就職希望者数など(万人)
学校の種類卒業予定者就職希望者就職(内定)者求人
大学55.541.827.5
短大9.98.02.4
高専1.00.50.5
専修学校28.927.310.7
高校19.78.723.6
97.349.7
高校だけは求人が分かるのですが、23.3%の大幅な増加になっています。大学や短大なども同じでしょう。このように求人が増えると内定も早くなります。
内定率
学校の種類今年の内定率昨年との差
大学65.8%+4.5
短大29.6%-1.3
高専93.4%-5.1
専修学校32.9%+6.7
高校44.0%+5.1
大学、専修学校、高校は内定率がかなり上がっています。今年の卒業時点での、内定者は82.1万人でした。http://takamasa.at.webry.info/200505/article_14.html 最終的な就職は新卒側の妥協がありますから、そう変わらないかもしれませんが、早く決まると言うことは学生・生徒の希望が通っていということで、比較的いい就職口なのです。就職後の早期離職も減るでしょう。 なお、大学、短大、専修学校では就職希望率も上がっています。学生・生徒も状況の好転を感じているのでしょう。 若者が仕事に就けるといいと思います。来年の景気はよく分からないのですから。 学生・生徒が就職できるといいなと思う人はここをクリック ↓ 人気blogランキング 人気blogランキングでは「社会科学」の26位でした。