新しいソーシャル ヨーロッパ みんなの未来の10原則 その９

「新しいソーシャル　ヨーロッパ　みんなの未来の10原則　その８」の続きです。 ９　持続可能な社会　気候変動への取り組み よい気候とエネルギー政策の必要性を疑う人は殆どいない。しかし、今でもそれは余計な費用だと考えている人が大勢いる。 われわれ､ヨーロッパ社会党は、選択をした。よい気候とエネルギーの必要に取り組む積極的な政策を、新しい賢明な環境に優しい成長戦略の中心に据えなければならない ヨーロッパのエネルギーと気候変動は、社会的正義、環境保護、経済進歩を保障するための膨大な政策的な努力を払うに値する。これからの１０年、２０年は決定的なものになるだろう。エネルギー価格の上昇は、もっとも貧しく、苦しいものに打撃を与える。地球温暖化の衝撃はヨーロッパ内部の、そして開発途上国の社会的な不平等を拡大するだろう。貧しいもの、高齢者、もっとも弱い立場にあるものに最大の悪影響を与えながら。 エネルギーからすべての天然資源の持続可能な利用にまで挑戦の幅は広い。これは自然環境の保護、我々の子供達がこれから育つ汚染されていない緑の環境を作り出すことを含んでいる。持続可能な環境が経済的、社会的に欠かすことのできないものであることを銘記すること、これには死活的な重要性がある。これなしに、われわれの地球、われわれの家庭に未来はない。 ＥＵは京都条約の合意の主導的な役割を果たしてきた。そして、今、気候変動と戦うための京都以後の合意を定めるリーダーシップを取るべきだ。エネルギー効率の引き上げ、われわれのエネルギー消費の削減、持続可能なエネルギーへの投資、これらの地球レベルでの行動は、ヨーロッパレベル、国レベル、地方レベル、地域レベルでのポスト化石燃料社会への努力によって補完されるべきだ。ヨーロッパ社会党のエネルギーと気候変動への行動計画はＥＵの前に続く新しい道を示している。 ↓１０番目の原則も日本語で読みたい方はここをクリック。 人気blogランキング 人気ｂｌogランキングでは「社会科学」の１４位でした。